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2008年08月16日

アジア映画で世界に挑む金城武の悪評とは

金城武写真集Chiba Takeshi Kaneshiro  今春、6年ぶりの日本映画「Sweet Rain〜死神の精度」で人間くさい死に神役を演じたばかりの金城武(34)が、再びアジア映画で世界に挑む。

 父親が日本人、母親が台湾人の金城は、台湾の日本人学校を出て、アメリカンスクール在学中に芸能界デビュー。日本国籍を持ち、日本語、英語、台湾語から北京語、広東語までペラペラだが、今回は中国にドップリつかり、「三国志」で最も壮絶といわれる「赤壁の戦い」をモチーフにした「レッドクリフ」で軍師・諸葛亮孔明を演じる。

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 総製作費は日本の映画製作費をはるかに超える100億円、「M:i:II」「フェイス/オフ」などハリウッドでも成功したアジアの巨匠ジョン・ウー監督が、18年の構想を経て中国ロケを敢行、アジアで最大規模の映画に仕上げたという。

 金城といえば香港映画「恋する惑星」(95年)、「天使の涙」(96年)で大ブレークし、日本の映画やテレビドラマにも出演、うら若きヤマトナデシコたちのハートもつかみ、反町隆史、竹野内豊に迫るモテぶりだった。ところがここ数年、少なくとも日本の映画やドラマには、あまり姿を見せていなかった。

 その間、金城は何をしていたのか。まず映画では北京五輪の開会式を演出した中国の巨匠・張芸謀(チャンイーモウ)監督の映画「LOVERS」(04年、原題は十面埋伏)や、今回「レッドクリフ」で再び共演することになったトニー・レオンとともに「傷だらけの男たち」(06年)に出演し、ゴールデングローブ賞候補やリメークの話も出るなどハリウッドから熱い視線を浴びている。またアジアにとどまらず世界のCMで活躍。すでに98年にはアジア人初起用でプラダのワールドキャラクターとなりCMに登場、最近は男性化粧品のCM撮影に約4億円の顔保険をかけて臨んだり、女性ターゲットの健康ドリンクのCMで針仕事を器用に演じてみせたり、はたまたこの秋からアルマーニのイメージキャラクターにも起用されるという。

 昨年末には中国映画「投名状」で劉徳華(アンディ・ラウ)、李連杰(ジェット・リー)らとともに主演し、中国国産で年間興行収入1位を軽く塗り替えてみせた。

 さらにハリウッドでは戦国時代の日本を舞台にした日本のアクションゲーム「鬼武者」の映画化を決定。ゲーム制作にもかかわった金城を主役に抜擢し、製作費約74億円の中国ロケを進めようとしている。

 金城を“国際的大スター”に育てたはずの香港メディアは、彼が最近、記者会見などで「質問は北京語でお願いします」とよそよそしいのをからかい「人気が出ると広東語も話せなくなるの?」などとチクリ。

 ご当地での“マスコミ嫌い”は以前から有名だが、仕事を選ぶあまり「日本でろくに仕事もせず、家でゲーム三昧なんじゃないか」なんていうウワサもチラホラ。機が熟した今、多国籍俳優の金城が、今度こそホンモノの国際的大スターとしてオラが村に戻ってくることを、アジア全域のファンが望んでいる。

□参考記事
■この人物のオモテとウラ 金城武(俳優)(ゲンダイネット)

 金城武は日本ではCMで見かけるくらいだったが、アジアでは映画に出演していたが、ハリウッドでは成功することが出来るのだろうか。

◆金城 武(かねしろ たけし)1973年10月11日生まれ。日本やアジア各地で活動する俳優。 台湾・台北生まれ。日本国籍。日本人の父・金城節と、台湾人の母を持つ。男3人兄弟の末っ子。身長179cm。血液型O型。

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